「図にしてみよう」は強力だけど、簡単ではない

下の絵は算数が苦手ということで相談をいただいた6年生のノートです。(転載許可済)

実際の6年生の手書きノート①
実際の6年生の手書きノート②

いずれも4年生で習う内容ですが、「図で解く」ための練習をしっかり出来ていないと、「自分で描いた図」から大切な情報を読み取ることが出来ません。

  • まっすぐな線を描く
  • 揃える
  • 揃っているところを見抜く

などは先生の板書を見ているだけでは身につきません。


「図にする」は有効な手法ですが、きちんと指導してあげなければ簡単に身につくことはありません。


しかし、多くの教室では「必ず図を描くようにしようね」といった感じで、「絵を描くのが苦手な生徒」に丁寧な指導が行われていません。苦手な場合にはご家庭でも時間をかけ、先生にも相談をしてじっくり腰を据えて身につけてみてください。


4年生からの学習塾のカリキュラムではすぐに「自分で綺麗な図を描く」ことが求められる分野が始まりますので低学年のうちから、算数の力として着目して頂きたいものです。